マジですか?!ダメ人間が250kmも走れる市民ランナーになれるなんて・・・

つぶやき

こんにちは!

ダメ人間だったらいもんだ。
(今もダメ人間と言えば、ダメ人間であるが)

現在はマラソンが趣味の1つである。
でも走ることが好きだった訳ではない。

もともと運動は苦手である。

高校時代は部活もせず、帰宅部だった。

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酒・タバコ・ギャンブルが好きで、
超不健康なダメ人間だ。


仕事の帰りや休日はパチンコ通いの日々。

帰宅後は酒を浴びるほど飲む。

眠くなるまでゲームをする。

不健康な生活を送っていた。

 


現在は過去と正反対の生活習慣である。
マラソンをはじめ、とても健康になった。


しかし、元不健康な人間である。
スポーツの経験が乏しい。
普通に走れる様になるまで、時間を要した。

 

とにかく、走りった。

がむしゃらに走った。
そして、少しづつ目標をクリアしていった。


市民ランナーなら誰でも憧れる
サブ4(フルマラソンで4時間切り)を達成
ウルトラマラソンも完走できた。


やっと
ランナー人前で言えるようになった。


最初は「マラソンを完走したい」と
目標を立てて走り続った。

目標は達成できれば更新した。
少しづつ難易度を上げていく。

フルマラソンを完走したい。
     ↓
サブ4したい。
     ↓
100kmマラソンを完走したい。
     ↓
萩往還250kmを完走したい。
     ↓
サブ3.5したい。

 

不健康な人間が250kmを完走できるランナーになるまでの過程を紹介する。

 

1.きっかけ

ギャンブルで金欠になった。

金欠のため禁煙した。

これまで禁煙は何度も失敗してきた。

禁煙本でなんとか禁煙に成功した。

しばらくはツラかった。

でももう2度と吸わない。

現在は禁煙して12年が経つ。

 

禁煙したらタバコの臭いが嫌になった。
タバコの臭いが嫌でパチンコ辞めた!!

「北斗の拳」や「吉宗」

スロットの4号機が規制がかかった時期だ。
パチンコを辞めるには、いい時期だった。

 

いいこと尽くしだww

 

禁煙したら食べ物の美味しさに感動した。

食べてばかりなので、体重が増えた。

しかも早いスピードで!

会社にトレッドミルがあった。

減量目的で走り始めたのがきっかけである。

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▼初日は600mを走っただけ

翌日、筋肉痛になった。
ひどい筋肉痛だった。

 

三日坊主にならないよう心掛けた。
頑張って継続した。

走れる距離も少しづつ伸びた。
そして、体重も減り始めた。


この頃、ロードを走ってみたかった。
でも人に見られるのは恥ずかしかった。


しばらくはトレッドミルばかりやっていた。


そのころ……
東京マラソンが開催された。


市民マラソンのブームが到来した。
山口県でも下関海響マラソンが開催された。


時代の流れに乗り、勢いでエントリーした。

 

2.走力(タイム)

もともと足は速くない。

走り始めると「走ること」が習慣となった。

やっとロードも走り始めた。

まじめに走って5kmを28分程度だ。

走り方がわからずに適当に走っていた。

しかし、すぐに膝を痛めた。

休んで、また頑張り過ぎたら膝を壊した。
このあたりの調整に悩まされた。

初心者に使いやすいシューズを選んだ。

かかとをしっかり固定し、衝撃を緩衝して重心を中心に移動させるガイダンスシステムを採用している。中敷とインソールは反発性のある柔らかなクッションである。これからマラソンを始める方や、初めてのフルマラソンに出る方におすすめである。

大学時代ケガで苦しんだ川内優輝選手が愛用していることが、購入の決め手だった。

僕には走る知識が全くなかった。

それでも、がむしゃらに練習した。

今考えると非効率だった。

マラソンを完走したい想いだけは強かった。

練習で20kmまで走れるように頑張った。


▼レース本番

結局20km以上の距離は走ってない。

マラソンは、30kmからは未知の世界だ。

初マラソンで30kmの壁に当たった。
誰もがぶつかる壁だ。

尋常じゃない辛さを味わった。
肉体的、精神的にも地獄のようだった。


リタイアだけはしたくなかった。
気持ちだけで、ゴールした。

これまでの記録2008下関海響マラソン(4:39)
2009下関海響マラソン(5:32)
2010下関海響マラソン(4:57)
2011下関海響マラソン(4:55)
2012下関海響マラソン(4:39)
2013下関海響マラソン(4:02)
2014のおがた水辺マラソン(DNF)
2015くすのきカントリーマラソン(3:53)
2015下関海響マラソン(3:42)
2016くすのきカントリーマラソン(3:33)
2016下関海響マラソン(3:36)
2016防府読売マラソン(3:26)
2017くすのきカントリーマラソン(3:19)
2017下関海響マラソン(3:28)
2017防府読売マラソン(3:20)

がむしゃらに走りった。
走った割に、記録が伸びない。
練習量のわりに効率が悪い。

サブ4の達成に8年かかった。

僕の練習量なら、達成が遅すぎる。
それぐらい非効率な練習だったと思う。


サブ4は市民ランナーの憧れである。

なぜ自分が達成出来たか考えた。

理由は3つあった。

1)ラン友ができた。

2)ガーミンを導入した。

3)ジェルを使い始めた。

 

サブ4した頃から故障が少なくなった。
この頃から軽めのシューズに変えた。
練習シューズの王道であるライトレーサーだ。

軽くて丈夫なので気に入った。
安いのも嬉しい。

練習はライトレーサー、大会はターサージールを使いわけるようになった。

 

3.走力(距離)

マラソン1年目でフルマラソンを完走した。

5年目に70kmの大会を完走した。

6年目に100kmの大会を完走した。

この先は、上の世界を求めるようになった。

萩往還140km、250kmに挑戦し完踏した。


なぜ100km以上の距離を走るのか?


ウルトラマラソンにはフルマラソンとはまったく違う魅力が詰まっている。

フルマラソンの場合、最初は「完走」が目標だが、徐々に「タイム」へシフトしていく。

フルマラソンのタイムは、一般的に知られているのでタイムが評価となってしまいがちだ。

そうなると、きついペースで走らなければならないし、走るのが面白くないと感じた。

ウルトラはフルでタイムを目指して走るよりも、のんびりと取り組むことができる。

100km以上の距離を走れるとなると、周囲から驚かれる。


ウルトラマラソンに夢中となった。

 

4.これまでの結果

■1年目
下関海響マラソン(4:39)
人生初めてのマラソン大会だ。
絶対に完走する気持ちで挑んだ。
練習方法がよく分からなかった。
距離を伸ばすことを意識し、がむしゃらに
走りった。(月間走行距離は100km前後)


2年目
下関海響マラソン(5:32)
昨年、完走できたので完走のコツをつんだ。
その結果、完走できるギリギリの練習しかして
おらず、過去最低の記録でのゴールとなった。
(月間走行距離は100km以下)


3年目
つのしま夕やけマラソン(0:53)
初めて10kmの大会への参加だ。
距離が短いからと正直舐めていた。
短い距離ほど全力で走らないといけない。
短い距離がここまでツラと思い知らされた。
下関海響マラソン(4:57)
月間走行100kmは走るが記録は伸びず。


4年目
下関海響マラソン(4:55)
毎年、参加が恒例となった大会。
記録は昨年とはぼ変わらず。
(月間走行距離は100km以下)


5年目
萩往還マラニック大会70km(9:45)
会社の先輩に誘われた。
フルマラソン以上の距離を初めてだ。
萩往還の参加にあたり
絶対に完走するという目標を掲げた。
自分で色々と調べたり、練習しはじめたことが
ランナーとして大きな転機になったと思う。

下関海響マラソン(4:39)
ようやくタイムが縮まった。
萩往還の経験が、あったからだろう。
(月間走行距離は100km程度)


6年目
萩往還マラニック大会70km(9:54)
四万十川ウルトラマラソン
(12:40)
初めての100kmである。
高知県まで行くので、完走する覚悟で挑んだ。
下関海響マラソン

やっとサブ4目前までタイムが縮んだ。
ラン歴2年目の会社の先輩が、先にサブ4を達成した。とても悔しかった。
(月間走行距離は150km程度)


7年目
萩往還マラニック大会70km(9:41)
70kmは安定して完走できるようになった。
(月間走行距離は150km程度)


8年目
サザン・セト大島ロードレース(1:49)
初めてのハーフマラソン参加だ。
インフルエンザ明けでキツイレースでだった。
スピードは全然伸びない。
2015くすのきカントリーマラソン
(3:53)
3時間53分でゴールしたた。
ようやく憧れのサブ4を達成した。
公認の大会ではないのが悔やまれる。
萩往還マラニック大会140km
100km以上の距離、夜間走の攻略
このあたりから萩往還に夢中になった。
下関海響マラソン(3:42)
公認大会でサブ4達成できた。
走ることが、本当に楽しくなってきた。
翌年にサブ3.5を達成する目標を掲げた。
(月間走行距離は200km程度)


9年目
くすのきカントリーマラソン
(3:33)
3時間33分でゴールした。
目標のサブ3.5に近づけた。
萩往還マラニック大会250km

憧れの250kmに初挑戦である。
一発で完踏するために、いろいろ勉強した。
サマーナイトラン福岡

12時間をソロで走るリレーマラソン!
100km以上走り2位に入賞した。
人生初めての表彰台!
下関海響マラソン
(3:36)
サブ3.5を狙って走った。
前半は抑えて、後半粘る作戦をとった。
しかし失敗に終わった。
防府読売マラソン
3時間26分でゴールした。
目標だったサブ3.5を無事に達成した。
(月間走行距離は250km程度)


10年目
くすのきカントリーマラソン

3時間19分でゴールした。
公認ではないがPB更新した。

萩往還マラニック大会250km

上位を狙って走りましたが故障した。
気力と根性でゴールした。
下関海響マラソン(3:28)
苦手なコースだがサブ3.5を達成した。
防府読売マラソン
3時間20分で完走。
公認では、自己ベストである。

 

5.モチベーションの維持

フルマラソンの完走が最初の目標だった。
その後は萩往還250kmを完走するまで各段階に、目標を設定し頑張った。

ツラい練習は避けた。
サボる日もあった。

人間だもの

ただ、辞めずに継続したことが成果だ。

無理がないようにが適度に頑張った。

気が乗らない時には本を読んだ。

マラソンのノウハウ本は、山ほどある。
しかし、この本はノウハウではない。

走る気分にさせる本だ。
とても、珍しい本である。

走ることを肯定している。
ランナーが共感することが多く書いてある。

村上春樹らしい知的な感じが、たまらない。
読むだけで、モチベーション維持できる。

とても読みやすい本だった。

言い回しもカッコ良いいので影響される。

読み終わるころは、走りたくなる!

 

6.おわりに

走ることを継続したことが結果、
自分の力となった。

その力で、
人生を大きく変えることができた。

 

走ることで、継続することの力がついた。

それが資格取得の勉強にも通じている。
現在は、資格試験でも結果も残せている。

 

会社でワークライフバランス評価された。
おかげで充実した生活を送れている。

これからも、走り続ける!

━━最後まで読んでくれてありがとう━━