第28回 萩往還マラニック250km 完踏記2016(平成28年)その2

萩往還マラニック大会
 宗頭文化センター 176.2km
《3日》17:00(関門4日4:00)

ようやくがあがりました。

散々雨に痛められました。
しかし、終日雨に打たれたおかげで睡魔はありませんでした。

宗頭では食事をしました。
味噌汁が最高に美味かったです!

雨で身体が冷えきっていたので、風呂に入りました。

髭剃りを携帯してたので、髭を剃りサッパリしました

風呂をあがり仮眠室となっている体育館に行きました。
仮眠と荷物の受け渡しが同じなので、体育館はかなりうるさく寝れる状態ではありませんでした。

結局寝ることはありませんでした。
時間だけが過ぎてしまった感じです。
1時間40分滞在し、18時40分に出発しました。

疲れは取れませんが、風呂に入ったので少しは元気になれました。

 CP9藤井商店 179.5km
《3日》19:10
藤井商店は開いてましたが、立ち寄らず。

ここからの道のりは

危険(崖、お化け、暗闇)が多く、

数名で進むことを推奨されてます。

しかし、スピードが出ない足で他の人に迷惑をかけたくありません。

1人でマイペースに進むことにしました。

コースは夜間走を練習しているので、不安はありませんでした!

 

 CP10三見駅 188.6km
《3日》20:44


三見駅から更に怖い道が続きます。

そこで3人組に追いつかれました。

合流して玉江駅まで行きました。

玉江駅あたりから3人組が突然睡魔に襲われて動けなくなりましたので、1人で先を進むことにしました。

睡魔こわいです!

 CP11浜崎緑地公園 198.5km
《3日》22:54

この先、突然睡魔が襲ってきました。

まともに進めません。

標識など木が動いているような幻覚が見えます。

多分ふらふらだったと思います。

東京の角田サンに声をかけてもらい、正気を取り戻しました。

話をしながら進むと少しはマシになりましたが、睡魔が取れることはありません。

角田サンにも、この辺りから睡魔が襲います。

2人してふらふらでした、、、

虎ケ崎までの道のり約9kmを2時間かけて進みました。

とてもツラかった。長かった、、、

 

 CP12虎ヶ崎・つばきの館 207.4km
《4日》1:00(関門13:00)

食事をせずに奥の部屋で仮眠を取ることに。

座敷には多くののランナーが寝てました。

熟睡は避けたかったので、テーブルで仮眠をとることにしました。

しかし5分で目が覚めてしまいました。
(角田サンも同じく)

虎ヶ崎名物のカレーいただきました。

少し辛めで最高に美味いですが、この時間滞のカレーは結構ツライものがあります。

 

満腹になったので、睡魔全開です!!

金照苑までの道のりは、角田サン
また睡魔と闘いでした。

2人して、ふらふらで進みました。

虎ケ崎からゴールまでの42kmは、一般的に10時間はかかると言われます。

自分に当てはめると、計算では11時頃にゴールできる予定です。

 

 CP13金照苑・東光寺 215.7km
《4日》推定3:30

2人とも睡魔が限界です。

金照苑でチェックを終えた後、そのままアスファルトの上で倒れるように寝ました。

 

しかし、外は冷え込んでいることと、次にチェックに来る人の足音で、またも5分で目が覚めました。

 

 CP14陶芸の村公園 216.6km
《4日》推定3:50

最後のチェックを終えました。

萩市内に着くと角田サン
「睡魔がとれないので仮眠する」ことで
ここでお別れしました。

このあと角田サンは結局眠れず、ぼくあとを追ったらしいですが、コンビニに立ち寄ったぼくとはすれ違いとなってしまいました。

結果、角田サンはぼくより1時間30分は速くゴールしてました。

後から知りましたが、ゴール後に70kmも走るダブルエントリーの凄い方だったみたいです。

 

 旧村田蒲鉾店エイド 220.6km
《4日》時間不明

エイドは8時からなのでまだ誰もいません。

この辺りから140kmの選手とすれ違います。

「おかえりなさい」と声をかけてもらったり、
拍手されたり、、、

まさか自分がされる日が来るとは、、、

感無量でした!

この先、一升谷に入ります。

140kmや70kmで参加した時はキツかったコースですが

「声援がある」
「足は大丈夫」
「時間的に余裕がある」

気持ちに余裕があるため、一升谷は250kmが1番、に登れました。

この辺りから明るくなってきました。

太陽の光を浴びて睡魔がなくなりました^_−☆

明木エイドは140kmの選手で、ごった返していたのでスルーしました!

次の佐々並エイドあたりから元気な70kmと歩け歩けの部が合流してきます。

「おかえりなさい」の声援と拍手が凄い!

まるで芸能人になったみたいです!

自分が人からこんなに脚光を、浴びることなんて絶対にありません。

ここまでの道のりがツラく、完踏出来れば、もう出たくないなと思っていました。

しかし、この声援を聞くと、また走りたいと思うぐらいパワーをもらいました。

 

 佐々並エイド 236.8km
《4日》時間不明

エイドは混んでいましたのでスルーしましたが、たくさんの知人に声をかけてもらいました。

(応援から70km参加の宮内組長撮影)

声援もあり夏木原キャンプ場までは元気に進むことができました。

しかし、ラストの石畳みの下り道は、もう足が残っておらずかなりツラかったです。

こんなに石畳みが長かったかなと思いながら進みます。

石畳みを終えゴールまで約4km

時計をみると10時27分

11時までにゴールしようとすると、キロ10分では間に合いません。

しかし、10時台のゴールを狙いたい!

最後の気力を振り絞って走りました。

本当、事場のくそ力ってヤツですね。

結局24分でゴールしたので、キロ6分で走ったみたいです(笑)

石畳みを下る時に、ゴール前の直線は感無量で泣くだろうと思いました。

しかしラストは時間との闘いだったので、感動に浸ることを忘れていました(笑)


おかげで汗ビッショ

40時間51分で無事にゴール!
(制限時間48時間)

初挑戦で不安だらけでしたが、しっかりと事前準備すれば攻略出来ることが分かりました。

納得の行くレースとなり予想以上の好成績でした。

ゴール後はレジェンド淺沼さんとマッタリ!

ボランティア、大会関係者をはじめ、大会で共走した方や、試走会をした仲間達!!

レース中ではたくさんの応援をいただきました。

全ての人に感謝です!

萩往還!

最高の大会です!!!