ようやく雨があがりました。
散々雨に痛められました。
しかし、終日雨に打たれたおかげで睡魔はありませんでした。
宗頭では食事をしました。
味噌汁が最高に美味かったです!
雨で身体が冷えきっていたので、風呂に入りました。
髭剃りを携帯してたので、髭を剃りサッパリしました
風呂をあがり仮眠室となっている体育館に行きました。
仮眠と荷物の受け渡しが同じなので、体育館はかなりうるさく寝れる状態ではありませんでした。
結局寝ることはありませんでした。
時間だけが過ぎてしまった感じです。
1時間40分滞在し、18時40分に出発しました。
疲れは取れませんが、風呂に入ったので少しは元気になれました。
ここからの道のりは
危険(崖、お化け、暗闇)が多く、
数名で進むことを推奨されてます。
しかし、スピードが出ない足で他の人に迷惑をかけたくありません。
1人でマイペースに進むことにしました。
コースは夜間走を練習しているので、不安はありませんでした!
三見駅から更に怖い道が続きます。
そこで3人組に追いつかれました。
合流して玉江駅まで行きました。
玉江駅あたりから3人組が突然睡魔に襲われて動けなくなりましたので、1人で先を進むことにしました。
睡魔こわいです!
この先、突然睡魔が襲ってきました。
まともに進めません。
標識など木が動いているような幻覚が見えます。
多分ふらふらだったと思います。
東京の角田サンに声をかけてもらい、正気を取り戻しました。
話をしながら進むと少しはマシになりましたが、睡魔が取れることはありません。
角田サンにも、この辺りから睡魔が襲います。
2人してふらふらでした、、、
虎ケ崎までの道のり約9kmを2時間かけて進みました。
、
とてもツラかった。長かった、、、
食事をせずに奥の部屋で仮眠を取ることに。
座敷には多くののランナーが寝てました。
熟睡は避けたかったので、テーブルで仮眠をとることにしました。
しかし5分で目が覚めてしまいました。
(角田サンも同じく)
虎ヶ崎名物のカレーをいただきました。
少し辛めで最高に美味いですが、この時間滞のカレーは結構ツライものがあります。
満腹になったので、睡魔全開です!!
金照苑までの道のりは、角田サンと
また睡魔と闘いでした。
2人して、ふらふらで進みました。
虎ケ崎からゴールまでの42kmは、一般的に10時間はかかると言われます。
自分に当てはめると、計算では11時頃にゴールできる予定です。
2人とも睡魔が限界です。
金照苑でチェックを終えた後、そのままアスファルトの上で倒れるように寝ました。
しかし、外は冷え込んでいることと、次にチェックに来る人の足音で、またも5分で目が覚めました。
最後のチェックを終えました。
萩市内に着くと角田サンは
「睡魔がとれないので仮眠する」ことで
ここでお別れしました。
このあと角田サンは結局眠れず、ぼくあとを追ったらしいですが、コンビニに立ち寄ったぼくとはすれ違いとなってしまいました。
結果、角田サンはぼくより1時間30分は速くゴールしてました。
後から知りましたが、ゴール後に70kmも走るダブルエントリーの凄い方だったみたいです。
エイドは8時からなのでまだ誰もいません。
この辺りから140kmの選手とすれ違います。
「おかえりなさい」と声をかけてもらったり、
拍手されたり、、、
まさか自分がされる日が来るとは、、、
感無量でした!
この先、一升谷に入ります。
140kmや70kmで参加した時はキツかったコースですが
「声援がある」
「足は大丈夫」
「時間的に余裕がある」
気持ちに余裕があるため、一升谷は250kmが1番、楽に登れました。
この辺りから明るくなってきました。
太陽の光を浴びて睡魔がなくなりました^_−☆
明木エイドは140kmの選手で、ごった返していたのでスルーしました!
次の佐々並エイドあたりから元気な70kmと歩け歩けの部が合流してきます。
「おかえりなさい」の声援と拍手が凄い!
まるで芸能人になったみたいです!
自分が人からこんなに脚光を、浴びることなんて絶対にありません。
ここまでの道のりがツラく、完踏出来れば、もう出たくないなと思っていました。
しかし、この声援を聞くと、また走りたいと思うぐらいパワーをもらいました。
エイドは混んでいましたのでスルーしましたが、たくさんの知人に声をかけてもらいました。
(応援から70km参加の宮内組長撮影)
声援もあり夏木原キャンプ場までは元気に進むことができました。
しかし、ラストの石畳みの下り道は、もう足が残っておらずかなりツラかったです。
こんなに石畳みが長かったかなと思いながら進みます。
石畳みを終えゴールまで約4km
時計をみると10時27分
11時までにゴールしようとすると、キロ10分では間に合いません。
しかし、10時台のゴールを狙いたい!
最後の気力を振り絞って走りました。
本当、火事場のくそ力ってヤツですね。
結局24分でゴールしたので、キロ6分で走ったみたいです(笑)
石畳みを下る時に、ゴール前の直線は感無量で泣くだろうと思いました。
しかしラストは時間との闘いだったので、感動に浸ることを忘れていました(笑)
おかげで汗ビッショ
40時間51分で無事にゴール!
(制限時間48時間)
初挑戦で不安だらけでしたが、しっかりと事前準備すれば攻略出来ることが分かりました。
納得の行くレースとなり予想以上の好成績でした。
ゴール後はレジェンド淺沼さんとマッタリ!
ボランティア、大会関係者をはじめ、大会で共走した方や、試走会をした仲間達!!
レース中ではたくさんの応援をいただきました。
全ての人に感謝です!
萩往還!
最高の大会です!!!